テクノロジーと楽器

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早速ですが、今回は「テクノロジーと楽器」と銘打ちまして、

新しい未来の楽器や、現状に関して考察していきたいと思います。

 

1.テクノロジーと楽器の歴史

主に分けると二つです。

・音にかかわる部分

インターフェイスにかかわる部分

 

音にかかわる部分はみなさん、なんとなくご想像つくかと思われます。

いろんなサイトでよく頭がいたくなるような解説をなさっているあれです。

(もちろん興味ある方からすればそんなことないのですが、初めて見ると「ウッ」てなりますね)

サイン波の合成とか、音響のシュミレーションとかやるいわゆる「電子楽器」以降のお話です。こちらに関しましては、また別の機会に詳しくお話いたします。

 

インターフェイスにかかわる部分とは、楽器が楽器らしくある為の部分のことをさします。例えば、「ピアノ」ですが、あれはドレミをつくるために白鍵が7つ(1オクターブ内に)ならんでおります。

調性のことを知っている方でしたら、その間に規則的に黒鍵が配置されておりそのおかげで、どの場所からでもドレミ(代表的なスケールとしてここでは「メジャー」ということにしておきましょう)を作り出すことができます。

 

次に、少しドレミと周波数のお話になります。音響に詳しいかたでしたら、一般的に「ラ」の音が440ヘルツであることはご存じでしょう。このように、音には固有の周波数(ヘルツ)が存在しています。

電子で作った音を、固有のヘルツ数に合わせてそれぞれ割り振った楽器が今日の「シンセサイザー」の基礎となっています。

 

ここでは、「ピアノ」という1オクターブが、白鍵7個と黒鍵5個で構成されたインターフェイスを持った楽器を参考に作られていますが、もちろん他にもあります。

例えば、サックスやリコーダーをモチーフに作られた「ウインドシンセサイザ」もその一つであると言えます。そして最近では、ドラムをモジュレーションした「エレキドラム」や、「エレキ和太鼓」などというものもあるようですね。

 

このように、楽器のインターフェイスとは、音を出すためのルールを集約させたものであり、それを音に変化するためのシステムでしかないということが、おわかりいただけただろうか。

つまりこれは言い換えると、たまたまその楽器を演奏するにあたり身体性と連動した形になっただけで、必ずしもこうでなければならないというインターフェイスは存在しないことでもある。

 

楽器のインターフェイスに関する興味深い動画を発見したので、少し以下に紹介していきたいと思う。

 


https://youtu.be/PGiasLiGTX4